同僚と、あるセキュリティの問題について話をしていた時のこと。
まぁ、セキュリティというよりもそもそもITに関して目を閉じ耳を閉ざして生きている方は、かなり大勢いるのはわかってはいるのですが、それが仕事に関わる事になるとそうも言っていられないと思うのですよね。
だから人は日々何かを学び、それをサラリーをいただく糧として活用していくのではないかと思っているのですが...
今起きている事象に対し、こう言ったところを確認して対処していくと良いのでは?と話をしていたのですが、どうも電話の向こうの同僚は「自分に関係ない世界(自身の仕事の範疇じゃない)のこと」だと思ったらしく、トンチンカンな回答が始まりました。
どうも途中で思考を停止させてしまったようです。
いやいや、そこはちゃんと自社に対してキミが抱えている業務(サービス)の中で起きていることなので、少しは把握・理解して周囲を動かしてほしいと思っても、なかなかそうはいかなさそうです。
まして私は上司でもないため、そこまでは言うつもりはありません。(今はテクハラだとかすぐにアホな事言い出すのが多いし)
彼と組んでる上司も似たようなモノですので、部下が似てくるのは仕方ない事なのかも知れませんねぇ。しかし丸投げするにしても、全体的な流れは理解している必要があるんじゃないかなぁ。
とまぁ、テクノロジーの進化とともに「自分は詳しくないから」と投げ出す方が多いようですが、今の世の中ある程度は理解しておかないと、全てと言っていいくらいの仕事がテクノロジーを基礎にしてできています。
その部分をアタマから思考停止してしまい、適当なことやっているとサイアク組織がなくなってしまうんですけどねぇ。
東京に来てから思うのですが、テクノロジー関係に限らず、自分が好きな事以外に対して全く思考しない人が多い、考えずに丸投げする人種が多い事に驚かされます。
単に関東周辺に生まれ育っただけで、組織の中心に近い場所で勤務している人が多い企業は、今までよりさらに淘汰される速度は速くなっていくのではないかと思うのです。
全ての人がそうだとは思いません。やはり様々なモノやコトの中心に近い場所で優れた教育や環境に触れてきた方は、相対的に優れた方が多いのも確かです。
しかし地方から頑張って都市部に異動などにより進してきた方の方が、思考停止する確率は少ないのではないかとも...単なるイメージですけどねぇ。