北条氏のお墓を守る赤い蛙… 金剛力士像が納められたお堂も、そこかしこに綻びが見られ、中を覗くと中央に巨大な木像が堂々とした姿で立っていました。 目を凝らして中を見まわして見ると、両側には古くなって傷んだ木像らしきものが壁に立て掛けられており、ここにも哀しさが… お堂の前に広がる旧満願寺小学校運動場跡地 金剛力士像が納められたお堂の前は、旧満願寺小学校の運動場として利用されていて、木造階建ての小学校校舎があった頃は、校舎二階から運動場へ向かって渡り廊下があって、出てこれるようになっていたそうです。 今ではその小学校も廃校になったらしく、楽しかった夢の跡のように、跡地だけが何かを語りかけてくるようでした。 と言っても、あちこちに傷みは見られるものの、今でもこの女性のように満願寺周辺を整備されている方が居らっしゃいますので、こういった方々がここ北条氏のお墓と満願寺、そして八十八ヶ所を守り続けられて行くのではないかと思います。 いや、熊本は本っ当にアピールが下手だと痛感しつつ、女性と満願寺に挨拶をして、この地を後にしました。
時々思ったことをツラツラと綴ってたりしてます…