本作も、5作目のあとがきで作者自身が「怪談です」とただし書をするほど面白い「怪談本」です。 作者自身、こんな作品を書いておきながら幽霊「懐疑派」だとハッキリ書いてるところに、この作品の面白さがあるのではないかと思ってます。 このシリーズも7作で終わりとのことですが、別のシリーズでは猫ではなく犬も出てくるらしいです。 今回は今までの作品とは少し毛色の変わった内容で、幽霊否定派の登場人物を中心にして物語が進んでいきます。 まぁ、いつもながらこれまで登場してきた人達が、優しく?見守りながらと言う流れでもありますが。 気になる方は是非一度手にとってみては如何でしょう。
時々思ったことをツラツラと綴ってたりしてます…