上田秀人 著
日雇い浪人生活録 12 金の穽
読了
日雇いで浪人生活を過ごしていた主人公が、実直なところ見込まれ両替商に雇い入れられた事から、この物語が始まる。
田沼意次は賄賂政治の悪者扱いという言い伝えが根強くあるが、近年なぜそのような事を行っていたのか、別の面で語られはじめている部分に光をあてた良作です。
後年の武家社会とそこに巣喰う武士が如何に愚かだったのか、現代の日本企業の文化にも通じる部分が見えてくるからこの作者は怖い。
時々思ったことをツラツラと綴ってたりしてます…
上田秀人 著
日雇い浪人生活録 12 金の穽
読了
日雇いで浪人生活を過ごしていた主人公が、実直なところ見込まれ両替商に雇い入れられた事から、この物語が始まる。
田沼意次は賄賂政治の悪者扱いという言い伝えが根強くあるが、近年なぜそのような事を行っていたのか、別の面で語られはじめている部分に光をあてた良作です。
後年の武家社会とそこに巣喰う武士が如何に愚かだったのか、現代の日本企業の文化にも通じる部分が見えてくるからこの作者は怖い。