この方の作品はどれも面白い、しかし怖い、それは以前にも感じ記しましたが、上を目指す人々は、やはりこんなふうに狡賢いのかと思うと、時々人間をやめたくなってしまうことも...
しかしまぁ...漫然と生きているよりも、何か目的を持つということは大切だと思いますし、それらを達成しようとすると多少の狡賢さは必要になったりもしますので、読んでいく中で色々得られることもあったりします。
現代においても、某国が国の覇権を広めるために何かしら軍隊を動かし、周囲を威嚇している状況を見ると、色々考えさせられてしまいます。
太平の世の中と思っているのは私のような愚かな平民ばかり、上を、他を求めようとする輩はいまだに戦乱の世を生きているのでしょうねぇ。
ナンだか嫌だなぁ。
さて、このシリーズも次が最後なのですが、すっかり買うのを忘れていて昨日ようやく書店で買い求めました。
心して読まねば。