前回、micro SDカードにRaspberry Pi OS(32bit版)を入れました。
いよいよこれから、このmicro SDカードをRaspberry Piに挿し込み、セットアップを行なっていきます。
まずは、micro HDMIケーブルを介してモニターに接続し、マウスとキーボードを接続します。
この時、ほとんどの解説サイトでは、安くても良いのでUSB接続の有線マウスとキーボードを接続してと記載されていますが、実はすでに我が家には有線接続用のキーボードがありませんでした。(幸いマウスは持っていたのですが)
そこで仕方なく買おうかとも思ったのですが、確か以前使用していたLogicoolのUSBドングル付きキーボード・マウスのセット(Amazon Link)があったのでは、と思い出し、物は試しにと言うことで、これをRaspberry Pi 4のUSB2.0ポートに接続し、運を天に任せてセットアップを開始しました。
たまたま繋いだのが4Kモニターだったのですが、何もせずともいきなり4Kモニターにその画質で表示されたのには驚きました。
普通なら、何らかの設定をしないと4K表示しないのではと思っていたので、やっぱり技術の進歩ってすごい...
暫くすると、Welcome to Raspberry Piの画面が表示されます。
このままセットアップを進めていく方は、画面右下にあるNextボタンをクリックします。
次に、言語設定などを行う画面が表示さえます。
ここまででお分かりかと思いますが、USBドングルのマウスが普通に使えています。
これで有線接続のUSBマウスは必要ないことが確認できました。
Countryは初期値では、United Kingomが選択されています。
これは当然のことながら、Raspberry Piを生み出した財団が、英国にあるからです。
ここで日本を選択すると、言語やタイムゾーンも自動的に日本語や東京が選択されます。
お住みの地域がタイムゾーンに表示されるかは確認していませんが、ご自身で購入された方は、確認されてみると面白のではないかと。
次に、Piユーザーの初期パスワードを設定する画面です。
この手のオモチャに手を出す方で、セキュリティーを全く意識しない方はいないとは思いますが、あとでユーザーやパスワードをどう変更するにせよ、ここでは何か設定しておきましょう。
そう、ここでキーボードも正常に稼働することがここで確認できたのです。やったぁ!
Set Up Screen画面が表示されたら、モニターに表示されているラズパイの画面端を確認します。
ここで画面の表示領域いっぱいにRaspberry Pi OSが表示されていれば良いですが、そうではなく多少画面より表示が小さく黒い余白が出てしまっている場合は、This screen shows a border around the desktopのチェックボックスにチェックを入れてください。
セットアップが完了して再起動した際に、OS側が自動的に画面サイズを再認識して、モニターの表示可能領域に合わせてリサイズ表示してくれます。
次に、Ethernetケーブルを挿して使う方は別として、Wi-Fiアクセスポイントへの接続設定を行なっていきます。SSIDをステルスモードにしていない限り、ここで設定した方が良いです。私はここで失敗しました(その件はまた別の投稿で)
自身が使用しているアクセスポイントを選択し、パスワードを設定したら、Nextボタンをクリックします。
無事にアクセスポイントに接続できたら、OSの最新アップデートをNextボタンを押して行います。
これもここで実施できるなら、初心者はやっておくべきだと思います。
これも後でやると慣れた人はともかく、トラブルの原因になりかねませんので、私のような初心者は、必ずここで実施しておくことをお勧めします。
OS関係のアップデートが完了するまで、ネットワーク環境次第ですが10分程度待っていれば完了します。
画面の記録を撮っていませんでしたが、System is up to dateが表示されたら、アップデートは完了です。ここではOKボタンをクリックすると、画面右下にRestartボタンが表示されますので、これをクリックすればRaspberry Piが再起動します。
これで再起動後に、Raspberry Piのデスクトップ画面が表示されてくれれば、最初のセットアップ自体は完了です。
次回からは、セキュリティ面の設定と、自分の利用環境に合わせて細かい設定変更を行なっていきます。
次回からは、セキュリティ面の設定と、自分の利用環境に合わせて細かい設定変更を行なっていきます。