よく技術者(SE)の方や、マニアの方が言っているSSH(エスエスエイチ/エスエスエッチ)って何だろうという事から。
SSHとは、Secure Shell(セキュアシェル)の略で、暗号や認証の技術を利用して、離れた場所にあるコンピュータと通信するためのプロトコル(言葉・技術)です。パスワードなどを含む、全てがネットワーク上で暗号化されてやり取りされるもののことを言っています。
まぁ、それ以上のことは私を含めた初心者の方は、「まぁそんなものか」で良いのではないかと思います。突っ込んで勉強したい方は、それぞれ頑張りましょう(笑)
で、これで何ができるかというと、コマンドだけで離れた場所にあるパソコン(機器)に接即して、思い通りに操ることができるようになります。
とは言っても、GUI環境に慣れきった私は、全てのコマンドを今後も覚えることもないでしょうし、覚えたハナから忘れるのがオチなので、とっかかりのところだけ覚えて、あとは毎回忘れた単語を調べながら接続して操作することになると思います。(実は今までもそうでした)
本当に優秀な技術者であれば、そう言ったコマンドの多くも覚えてバンバン仕事するんですけど、30過ぎてから勉強しなおして就いたニワカSE職でしたし、これまでどうしても必要でもない限り、好きなこと・興味のあることにしか手を出してきませんでしたので、どちらかというと、コマンドよりもライトプログラミングが主な仕事でした。いや、必要なことに追われていたのもあるのですが(懐かしい...)。
で本題ですが、せっかく小さくて面白いオモチャが手に入ったのですから、GUIで操作する時以外、時々コマンドで接続・操作してちょっとだけ便利になろうと考え、Raspberry PiにSSHで接続できるような設定を加えました。
次に表示されたウインドウの、「インターフェイス」タブを選択します。画面中に、SSHを有効・無効にする設定項目がありますので、ここで有効を選択し、「OK」ボタンを押します。
最後に、Raspberry Piを再起動します。
再起動は、ラズパイアイコンをクリックして表示されるログアアウトを選択し、Rebootで再起動してください。Raspberry Piが無事に再起動したら、少し待ちましょう。
最近の高機能なスマートフォンやタブレット、パソコンなどと違い、進化したとはいえRaspberry Piは非力な端末です。
最小限とは言っても各種サービスが起動するまでに少し時間をようるすことを覚えておきましょう。
さて、接続できるであろうくらい時間を置いたら、ターミナル画面を起動し(macの画面の場合)、以下のようにコマンドを打ちます。
ssh 先ほど作ったUser名@Raspberry PiのIPアドレス
例:ssh seiadoweb@192.168.XXX.XXXX
すると、パスワードを聞いてくるので、ここで先ほどUserを作った際に決めたパスワードを入力します。
無事に接続できると、画面最終行のように、User名@raspberrypi:〜 $と表示されます。
これで貴方もコマンド操作だけで、離れた機器に接続できるようになりました。(アクセスしただけですが)
私のような初心者でも、最初はパスワード認証で使うことになりますが、最終的には公開鍵を使った鍵認証に変えていくつもりです。ましてや仕事で使うことになる方は、最低限鍵認証にしておくべきだと思います。
もう少し突っ込んで勉強したい方は、優しく解説してくださっているサイト(Link)がありますので、そちらをご覧ください。