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ご自由に持ち帰りください…

狭いながらも快適な空間に… このところ、空の旅はLCC(格安航空会社)の便を利用する事が多かったのですが、今回の移動では、夏休みの時期に重なってしまったため、LCCでチケットの手配が間に合わず、久々に某大手航空界社の便を、利用させて頂きました。 常々、格安航空会社での移動には、客のマナーの悪さが目につくなど、その存在に疑問を持ってはいたので、そろそろ大手さんに戻そうかなとは思っていたのですが、貧乏暇なしが常態化している身としては、有り難く使わせて頂いていたのも事実です。 まあ、LCC利用者に対する様々な苦言は、またの機会にして…  空の旅と言えば、客室乗務員の質の高い接客サービスに始まり、多少の揺れはあるにしても、狭いながらも快適な空間での過ごす、その他にも様々な楽しみ方があります。 その楽しみの一つに「機内誌」があります。 LCC登場初期の頃には、こちらの機内誌も中身が濃く、また読み物としても非常に面白いものが置かれておりましたが、コスト削減などの理由により、数を少なくしたり、薄い冊子に変わってしまうとともに、内容も旅先の紹介記事などに、限定されてくるようになってしまいました。 まあ、これはこれで良いのかも知れませんが、ナンだか物足りない気がします。 たまに面白い内容を見かけると「ご自由にお持ち帰り下さい」と書かれた冊子を、持ち帰る事もあるのですが、この数が極端に減りました。 以前はほぼ毎回頂くのが当たり前だったのに対し、今は10回乗って1回あれば良いかな…ってな感じです。 いや、文章はプロの方が書かれていたり、プロに推敲して頂いたものでしょうから、確かに上手ではあるのですが「ただそれだけ」のモノにしか、私の眼には映らなくなってしまったのです。  今回、大手航空会社の便へ搭乗し、真っ先にこの冊子を広げて見た時に、私の抱いていた「それ」がハッキリと分かったのです。 「コレだよコレ!」これが読みたかった! 大手航空会社の機内誌は、広告のページも多いのですが、広告のページさえ、気品と独特の世界観が繰り広げられているのです。 また、旅先での出来事が短く記載されている文章の中にも、確固とした世界があり、読んでいるうちにその世界に引き込まれ、まるで自分がその場に居るかのような、その場に居なくとも、一度は行ってみたい!と思わせるような、素敵