クラウス・シュワブ 著 / 訳者 世界経済フォーラム 第四次産業革命 --ダボス会議が予測する未来 読了 2015年に記され、2016年秋に発行された一冊。 描かれたのが6年前のため、今読むと少し内容が古かったり、「ん?|と思うような部分もあるが、なかなか面白い内容です。 Amazonなどの書評を見ると、管理職の方には読んでいただきたい、というような内容もありましたが、テクノロジーや経済を理解できていない管理職が多い日本では、特にテクノロジーを理解できない方だとサッパリ理解できないのではないかと思いますねぇ。 多くの業務を丸投げすることで合理化したなどと思っている方々には、ちょっと辛い内容ではないかと。 どちらかというと、先日拝読したHit Refresh(Microsoft CEO サティア・ナデラ氏著)の方が、リーダー格になる方にはしっかりと読んでいただいた方が良い内容なのかもしれないかも、などと思ってしまいました。 確かに、高い視点から見た場合には「ふむふむ|などと思うのかもしれませんが、語り口が早く、ある程度自分のペースを見つけなが、らわからない部分を調べる癖がない人には理解できない可能性があるような印象でした。