東京お台場で開催されている、シルク・ドゥ・ソレイユ「キュリオス」の日本公演を観る機会がありました。
たまたまチケットを頂いたので...というのが、本当のところではあるのですが....。
子供の頃何度か観たことのある「サーカス」をイメージしていましたので、実のところ大して期待はしていなかったのです。
お台場といえば「ガンダム」の立像が有名ですが、そのすぐそばに、青と黄色のテントが設置されており、開場時刻になると人が吸い込まれるように、入っていくのが見えました。
開演時間15分前になり、そろそろ行くかと言うことで、チケット入り口で、もぎってもらい、入場・着席。
外から見ると、そう大きくは見えないのですが、三千人弱(Wikipediaによると約2,800)入るとのこと。サーカスを観る会場としては、十分大きいイメージです。
開演時刻数分前になると、何の予告もなく演者の方数人により、観客を"巻き添え"にしたショーが始まったのです。
すでにこの段階で、シルク・ドゥ・ソレイユが繰り広げる世界が、私が子供の頃見た記憶の中にあるサーカスではなく「エンターテイメントショー」であろうことに気付かされます。
各演目は、私の稚拙な解説などより、公式サイトなどをご覧になられた方が良いかと思うので、割愛します。
先ほど「エンターテイメント」と書きましたが、これは絶対に"単なるサーカス"ではありえません。
当然、メインの演者が「技」を様々な演出を交えながら披露するのですが、そこにつながるストーリー、そしてメインとなる演者の周囲の動きに目を転じると、またそこで繰り広げられるサブストーリーが展開されている。
メインにだけ気を取られていると、絶対に見えてこないサブの面白さも見えてくるのです。
そういう意味では、この公演は複数回観ないと、全体の面白さを味わえないということに、気付かされるのです。
加えて、演者達の裏には生の演奏が繰り広げられており、各演者のベストタイミングで「音のアクション」も繰り広げられるのです。
もう一つ付け加えると、歌声が素晴らしかったことですかね。
透き通った「声」と圧倒されるその声量に気が付いた方は魅了されるはずです。
あっという間に前半60分が終わり、30分の休憩に入ります。
映画など、始まったら最後、終わるまで一気に観なければなりませんので、それが当たり前だと思っていましたが、手に汗握る演技を60分も観ると、かなり疲れます。
そこで、客は我に帰り、当然トイレや食べ物の調達に走るワケですが、この30分という時間がちょうど良いのです。
入ったら最後、全てが計算し尽くされているのが、この講演を「観て」「聴いて」「体験して」行く中でわかってくるはずです。
そして続く後半でも同じように、60分の「エンターテイメント」に圧倒され続け、演者全員による挨拶が始まって初めて「終わった」ことに気付かされるのです。
当然、会場の中は撮影禁止なのですが、指定時間(終演間近)になると会場の上方に「撮影OK」という文字がモニターに表示されます。
この時だけは撮影できますので、慌てて撮ったのが、この1枚。
これ以上は、仮に撮影OKのシーンを撮っていたとしても、ここでお見せしたくありません。
これは生で、会場で、自身の目でカラダで感じるべきモノだと思います。
今回はチケットを頂くという幸運に恵まれましたが、見終わった後、自腹でチケットを買ったとしても、決して高くはない、むしろ安いんじゃないかと思ったくらいです。
次回は、普通にチケットを購入して行きたい。そんな想いと感動を、この「エンターテイメント集団」に頂きました。
たまたまチケットを頂いたので...というのが、本当のところではあるのですが....。
子供の頃何度か観たことのある「サーカス」をイメージしていましたので、実のところ大して期待はしていなかったのです。
お台場といえば「ガンダム」の立像が有名ですが、そのすぐそばに、青と黄色のテントが設置されており、開場時刻になると人が吸い込まれるように、入っていくのが見えました。
開演時間15分前になり、そろそろ行くかと言うことで、チケット入り口で、もぎってもらい、入場・着席。
外から見ると、そう大きくは見えないのですが、三千人弱(Wikipediaによると約2,800)入るとのこと。サーカスを観る会場としては、十分大きいイメージです。
開演時刻数分前になると、何の予告もなく演者の方数人により、観客を"巻き添え"にしたショーが始まったのです。
すでにこの段階で、シルク・ドゥ・ソレイユが繰り広げる世界が、私が子供の頃見た記憶の中にあるサーカスではなく「エンターテイメントショー」であろうことに気付かされます。
各演目は、私の稚拙な解説などより、公式サイトなどをご覧になられた方が良いかと思うので、割愛します。
先ほど「エンターテイメント」と書きましたが、これは絶対に"単なるサーカス"ではありえません。
当然、メインの演者が「技」を様々な演出を交えながら披露するのですが、そこにつながるストーリー、そしてメインとなる演者の周囲の動きに目を転じると、またそこで繰り広げられるサブストーリーが展開されている。
メインにだけ気を取られていると、絶対に見えてこないサブの面白さも見えてくるのです。
そういう意味では、この公演は複数回観ないと、全体の面白さを味わえないということに、気付かされるのです。
加えて、演者達の裏には生の演奏が繰り広げられており、各演者のベストタイミングで「音のアクション」も繰り広げられるのです。
もう一つ付け加えると、歌声が素晴らしかったことですかね。
透き通った「声」と圧倒されるその声量に気が付いた方は魅了されるはずです。
あっという間に前半60分が終わり、30分の休憩に入ります。
映画など、始まったら最後、終わるまで一気に観なければなりませんので、それが当たり前だと思っていましたが、手に汗握る演技を60分も観ると、かなり疲れます。
そこで、客は我に帰り、当然トイレや食べ物の調達に走るワケですが、この30分という時間がちょうど良いのです。
入ったら最後、全てが計算し尽くされているのが、この講演を「観て」「聴いて」「体験して」行く中でわかってくるはずです。
そして続く後半でも同じように、60分の「エンターテイメント」に圧倒され続け、演者全員による挨拶が始まって初めて「終わった」ことに気付かされるのです。
当然、会場の中は撮影禁止なのですが、指定時間(終演間近)になると会場の上方に「撮影OK」という文字がモニターに表示されます。
この時だけは撮影できますので、慌てて撮ったのが、この1枚。
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感動のうちに終演を迎え 慌てて撮った1枚 |
これ以上は、仮に撮影OKのシーンを撮っていたとしても、ここでお見せしたくありません。
これは生で、会場で、自身の目でカラダで感じるべきモノだと思います。
今回はチケットを頂くという幸運に恵まれましたが、見終わった後、自腹でチケットを買ったとしても、決して高くはない、むしろ安いんじゃないかと思ったくらいです。
次回は、普通にチケットを購入して行きたい。そんな想いと感動を、この「エンターテイメント集団」に頂きました。
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