スキップしてメイン コンテンツに移動

宇江佐真理 著 うめ婆行状記

  奇をてらうことなく、地に足をつけて、ありふれた日常の中から人情の機微を掬い取るようにして小説を紡いでいたと評される宇江佐真理センセの未完の作品です。

町奉行所の役人だった夫がポックリと逝き、それまでひとり思い描いていたひとり暮らしをはじめたのは良いものの、穏やかな日を送る暇もなく日々何かの騒動に巻き込まれて追い続ける主人公「うめ婆」を書き綴ったものです。

残念ながら、完結に限りなく近いところで途切れてしまっている。

闘病生活の中、連載途中であったものの書き続けることができなくなったのだろう。

いろんな作家の方の書籍を読んでいると、執筆途中でお亡くなりになられた方の作品に出逢う事がある。

好きになって読み続けていた方の作品が未完のままで出版されるのは、一行でも良いから読みたい読者としては非常に喜ばしい部分もある。
しかし終わりまで読み終えないうちに途切れてしまった最後の一文字を見た瞬間、悲しみや悔しさが覆い被さってくる。

その方の新作を永遠に読めないと言う事だけでなく、最後まで書ききれなかった作者の想い、いや私自身最後まで永遠に結末を読むことのできないということに悶々とするのだと思う。

このブログの人気の投稿

SoftBank Windows 10 Mobile (503LV)覚書き01

先日(2016/11/11)、ソフトバンクよりWindows 10 Mobile 503LVが発売されました。 国内大手三キャリアからのWindowsスマートフォン発売は、 KDDI に続き二社目ですが、この製品は法人向け販売ということで、多分今後新品のままで一般の方の手に入ることは少ないかと思います。 仕事柄「これは使い方によっては面白い方向に行くのでは?」と思い、お世話になっている営業さんに随分前からお願いして、一ヶ月弱ではありますがお借りすることになりました。 しばらくのこ製品の使用感などを残していきたいと思います。 とは言っても、コンシューマー向けの感想はあまりないと思います... 最終的には自身の職場へフィードバックもしないといけませんしねぇ(^^;; 箱うっす! 今回お借りしてきたのは、LENOVO503LVです。 箱はデモ機用という訳ではないと思いますが、非常に薄いです。 開けてみて分かったのですが、充電器は別売というとで、今回はSoftBank Selectionで販売されているmicro USB充電器も一緒にお貸出しいただいております。 まあ、ウチにも職場にも腐るほどありますけど、端末をお借りしている以上、変なの使って壊すとご迷惑をおかけすることになりますので、素直にこの充電器で充電を開始します。 まだフィルムはったままの新品です まず箱を開けてみると、フィルムすら剥いでいない新品に近い状態でお貸しいただいている事がわかり、非常に恐縮していまいました。(試用が終わったらお返ししなければなりませんので、フィルムも丁寧に剥がして取っておきます) 実はこの機種、ソフトバンクさんの中でもあまり見たことがある人は、そう多くはないらしく、担当営業さんも初めてみるので開けて見せてくださいと言ったほど(笑)。 裏にはデモ機のシールが(笑) 本体裏側ですが、本体下部にはデモ機の管理番号と電話番号などを記載したシールが貼り付けられています。 もしかすると技適マークなんかもこのあたりにあるのかもしれませんが、剥ぐわけにはいきませんので、わかりません。 その下にはWindowsのロゴ 一番下のシールにはIMEIと一緒にMade in China Date:2016/10と記載されています。 製造されてすぐにお貸しい

SoftBank Windows 10 Mobile (503LV)覚書き03

さて、あれからしばらくお借りした503LVを使った感想を少しだけ... まずは結論から 個人的には凄く良いものだと思います(オモチャとして)けど、仕事で使うには自分だけならまだしも社員に使わせるのはまだ早いと思い、導入はしませんでした。 ここから先は、私の置かれた環境や私見が混ざってはいますけど、一応公平な目でみた感想をツラツラと。 マジ悪口じゃありません。素直にみたらダメなとこが多かっただけです(笑) 念のため...私はMicrosoft製品/Apple製品どちらも好きです。 ・思ったよりも価格が高い(SBさんの値引き等は考慮していません) ・後発組なのに端末の動作が遅い スマートフォンに少し慣れたUserになると、タッチパネルの操作が早くなると思います。文字の打ち込みもそうですが、それについていけていないのは致命的です。 全体的な速度は体感的に表現すると、iPhone 5でiOS10.1.1を使ってる感じに近いです。 文字のタイピングでいうと、別に女子高生並のタイピング速度についていけないといけない...ということではありませんが、これは痛いです。普通に文字を打っていてイライラします。 キーボードの配列が微妙に違うのは、他のOSも同じなので、そこは関係ありません。 ・IMEがおバカ 一生懸命予測変換してくれているのですが、余計なお世話です。 素直に打った文字を予測変換してくれるだけで十分です。 その先まで予測するのは大変だとは思いますが、変な方向に走っているようで、打ち直しが多くなって困りました。 予測変換しない普通の変換候補が出てこない時は殺意さえ覚えました。 ・法人向けなのにストラップホールすらない 社員が端末を落とすことを考えると、これは欲しかった。 まあ、海外製品なので仕方ないっちゃないですけど、法人モデルとして販売するつもりなら、格好はともかくSoftbankさんにはもう少しこのあたりまで製造元のLenovoに突っ込んで欲しかったですねぇ。 端末を使う社員は紛失すると怒られるのでイヤかもしれませんが、別に紛失したって探せばイイので、そこはあまり気にしてはいません。 (対外的には面倒な事もありますが、それはどの端末でも同じです) しかし配布している数が多いと、破損は結構困ります。費用にも跳ね返ってきま

SoftBank Windows 10 Mobile (503LV)覚書き02

さて、今回は電源を入れてOffice 365のアカウントを設定するところまでいってみたいと思います。 SoftBankのロゴ 一応動作チェックしてあるものをお貸出しいただいていると思いますので、問題はなかと思ってはいるのですが、チョッとドキドキしながら本体右側面にある電源スイッチを長押ししてONにします。 すると、しばらくの間SoftBankのロゴが表示されます。 キャリアの息がかかった機種である事が分かります。 個人的な趣味でいうと、これはチョッとイヤですねぇ。 まあ、そこはお借りしている以上文句は言えた義理ではありませんが、他のキャリアから発売されても同じような感じになるのではないかと思います。 ソフトバンクさんのAndroid携帯も同じようにこのロゴが表示されるはずですが、まあdocomoさんのロゴよりかはマシかなってカンジです。 MSのロゴ その次に表示されるのはMicrosoftさんの四角いマーク。 Windows Mobile(IS12T)がKDDIさんから初めて出た際から大きく変わってはいないかと思います。 別に白でもよかったんじゃないかと思いますが、この青はコーポレートカラーだからでしょうね。 言語設定 その次に表示されるには言語設定の画面です。 ここは使い方すら良くわかっていない状態なので、迷わず日本語を洗濯します。 と言っても、Microsoftさんの解説サイトも最近は日本語が多くはなってきてはいますけど、英語を機械的に訳しているのが未だに多いので、分かりづらいところは変わりませんけど。 まあ、最近は日本のチームの方が頑張ってBlogに情報をアップしていただいてはいるんですけど、私のショボい脳みそじゃ... (MSさんごめんなさい) それでは始めましょう  その次に表示されるのは「それでは始めましょう」 ここでは日本を選択するしかありませんので、そのまま「次へ」ボタンをタップします。 ライセンス条項を示します ライセンス条項が表示されます。 あまりここをちゃんと読む人はいないかと思いますが、結構まじめに読むと面白いと思います。 以前、海外の製品・サービスを利用する場合は、ここをしっかり読んでおかないと後で痛い目にあうからと先輩エンジ