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UIの大切さを知る…

これから先もiOS系のネイティブなシステム製作に携わる事はないと思うんですが、あるエンジニアの方のblogにiOS系のUIに関する規定?について書かれている内容を見て”いい意味で唖然"としてしまいました。
まあ、なぜiOS系に手を出さないかと言えば簡単な話し、新しい言語を覚えるのが面倒なだけです(笑)

まあ、それはさておき、この規定を読んだ後、反対にAndroidOSを世に送り出したGoogleはどうか…と考えてしまいました。
確かにオープンソースは多くの優秀な方々の手によって非常に良質のモノが作り上げられて維持されていますが、その反面、自由であるが故にUserの使いやすいUIが置き去りにされてきている…ような気がしています。
いや、そうじゃないっ!!Userが必要なモノを提供するべく日々改良を加えている…そういう意見が多いと思います。確かに、ある一定のスキルを持った方にはそうだと思います。
改良は加えられているでしょうし、昨日より今日の方が良いモノになっているのは間違いないと思います。でも、そこにiOS内でアプリケーション製作を行うような厳密な規定は無い。
Appleが決めたようなUIに対する異常なこだわりは、そこに使う側に対する使いやすさを突き詰めた結果ではないかと思われるのです。(多分進化系なのでしょうが…)
別に私はApple最高っ!!なんて言いたい訳ではなく、こういう仕事を手がける人間の端くれとして、これは企業の事情や勢力的都合などは関係なく、見習うべき内容ではないかと思うのです。これはMSであっても同じだと思います。

特に、企業で良く使われる業務系のシステムって仕様や機能優先で、UIに対して全くと言ってよいほど無頓着なモノが多いように感じます。
私自身、業務系の小さなモノを手がけていますが、AppleのUIに出会ってから、考え方がかなり変わりました。
何がどうっていうのはまあおいといて、直感的に使いやすいモノになるように心がけるようになりました。
Googleが世に送り出したAndroidは、非常に良いOSではないかと思います。でも、今のままUIに対するロードマップを携わるもの全てに示す事ができなければ、単なる秀逸なOSで終わってしまうのではないかと私は思います。

今のUserは価格に敏感な上に人一倍五月蝿い…非常に矛盾していると思います。
安かろう悪かろうではだめですけど、出来上がったモノには作った者の全てが詰まっていると思いますので、それなりの対価は必要なのではなかろうかと思うのです。
そういった意味でも、確かに今は無料で利用できるAndroidは伸びると思いますが、そのうち(作る側の)市場が疲弊してしまうのではないかと思うのです。
そう考えると、今のAppleと、これを恨めしく(思ってるかは知りませんが)思いつつ、やっと出てきたWindowsPhoneの新しいUIとその規定(あるのか?)がまた盛り返して行くような気がしてなりません。

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