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五高時代のハーン氏 |
熊本は歴史上の有名な人物が結構いらっしゃいます。
この方、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)氏もそのひとり…
現在30・40代の方が学生の時に英語の教科書にMUJINAって載っていたのではないかと思います。アレを書いた方です。
熊本何十年も住んでいるのに行った事が無い所がイッパイ…(笑)
代休で平日にお休みを頂いたので、良い機会だということで熊本鶴屋百貨店裏にある「
小泉八雲旧居」に行って参りました。
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小泉八雲旧居前の看板 |
その存在自体は周辺をウロウロするので知ってはいたのですが、前を通る時間帯って基本的に閉館後ばっかりなので、なかなか時間が合わず、結局20年ほど放置していたのが正直なところです(笑)
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旧居前の石碑 |
この旧居、他のBlogなどでも紹介されていますが、もともと現在の鶴屋百貨店が有った場所に建っていたのを、鶴屋がデパートを建造する際に保存会の方々が現在の場所に当時の資材を最大限再利用して移築されたそうです。
現在でも公的機関や保存会の方々が手入れをされていて、非常にキレイな状態で保存されています。
湿度の多いこの地でこの状態を保つのは結構大変ではないかと…
庭も綺麗に手入れをされていて、まるで人が今でも住んでいるよう…
ウチの庭よか綺麗なのがタマに傷(笑)
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正面の門付近から撮影した玄関 |
正面玄関の前には紅葉の木があり、季節がよければ美しい紅葉を熊本市の中心部に居ながら楽しむ事が出来ます。
隣はお寺ですが、その他の周りはコンビニ・デパート・飲み屋・立体駐車場など、結構近代的な建物に囲まれているにも関わらず、この旧居の周辺だけは時間が止まったような雰囲気を醸し出しています。
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すぐ隣にはお寺と立体駐車場などが |
この日冷たい風が少しだけ吹いていましたが天気がよく、爽やかな雰囲気が更に気分良く私を迎え入れてくれたような気がしました。
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建設当初の五高(現在の熊本大学) |
ハーン氏は松山の寒い気候に耐えられず、ここ熊本に来られたそうですが、当時の五高(現在の熊本大学)の講師として3年程滞在されていて、この五高の中にある洋式住宅が準備されていたにも関わらず、洋式住宅ではなく、畳の有る生活をしたいという理由から、細川藩ゆかりのこの住宅に入られたそうです。
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