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キャンセルカルチャーと文化の幼稚化が進んでいる?

 最近、本当にテレビというものを見なくなってきている。
ああ、かなりの愚痴なので読まない方が良いかも(笑)

まあ、朝食の際にニュースチェックと天気予報、夕食時に家族で観る程度で、それもそう長い時間では無いのだけれど。
それでもたまたまつけた番組に、気になる出演者が出ているような場合は、少しだけ観ます。
そんな中先日、朝の情報番組(と言って良いのか分からないレベルだが)で、司会の方が色々コメンテーターとして出演されている方々に色々尋ねていたが、キャンセルカルチャーが怖いからなのか、それともそもそもバックボーンがないのか、尋ねられたことに怖々コメントを返していると思われる場面に出会した。
最近は、お笑い系の方も高学歴の方が多く、そうでなくても普段からかなり勉強しているのだろうな、というイメージを回答から持っていたのですが、どうもそうでは無い何かを怖がりながら言葉を選んでコメントしていることが多いように思います。

スマートフォンと各種SNSの流行とともに、ネットの世界がオタクと言われた人種(まぁ、私もその中の一人なのでしょうが)から一般人に広まり、裾野は広がりはしたけれど、それと同時にいろんなモノ・コトのレベルが低くなったのは誰が見ても明らかだと思います。
Googleに代表されるように、誰かが苦労してデータとしてWeb上に展開した様々な情報は、検索することで我々低レベル層の人間が恩恵を受けるのですが、裾野が広まった後のUserはその検索すらせず、SNS上で「教えろください」とつぶやけば、誰かの好意で回答が返されてくると言う、何ら苦労をしないで情報を手に入れる。一部の方はハッシュタグ検索というものを使いはするが、それも一部の使い方・便利さを知っている方だからこそであり、彼らも自身で探すという行為を行なっている。
しかし、それ以外の大多数は「雛が口を開けて待っているだけ」に近いと思います。
彼らは何ら考えることなく生き、自分が理解できないことは批判だけして生きているのでは無いか、そんなふうに感じるようになってきています。
そう、反社会的勢力の方々ように気に入らないことは暴力で排除し、自分が好むものだけで生きている、そして便利なものは自分で使わず誰かに命じて結果だけを待つのによく似ている。
そんなことでは成長はしないし、何も新しいものは生まれません。
反社会的勢力に代表されるような、悪いことをする方は、実はかなり勉強して頭を使い策を練るようです。
最近は特にその傾向が強く、一流と言われるような学歴を持ち、常に何かを習得しながら、いかに儲けを大きくできないか考えているようです。
結果、何も苦労したがらない裾野の人たちはいつまで経っても搾取されるだけで変わらない。
そんな図が出来上がっています。
まあ、これはいまに始まったことでは無いのではと思うんですけどね。

で、文化の幼稚化って何よ。
こちらはまぁ表現の方法が自由になってきているように見えて、実のところ漫画やアニメに代表されるような「目に見えるカタチ」にならないと、理解できない人が多いのでは無いかということです。
例えば、どこかで話題になっていた「擬音で表現されるオフィスや店舗」それにYouTubeなどの映像コンテンツの台頭。
映像が悪いとは思いません。私も漫画やアニメは好きですが、やはり子供の頃と比較するとかなり比重が低くはなってきています。やるべきこと、考えるべきことが増えたのもそうですが、「字を読む・本を読む」行為が好きだからです。
実際に仕事でも文書・ドキュメントと呼ばれるものは数多く作成していますし、作ると改訂も必要です。これらを分かりやすく表現していくには、自身のアップデートも必要になるため、常に何かを吸収していかないといけない。
しかし、今はドキュメントさえも動画に...という流れが流行ってきています。
確かに動画にすると分かりやすいのは分かりますが、動画の撮影と編集には結構手間がかかります。いやこれは音だけで伝えているPodcasterの方もよくお分かりなのでは無いかと思います。
これを頻繁に改訂するのはさらに手間がかかります。
それに、動画にしてしまうと、検索性が落ちますし、動画は見ないと理解できないため、結果的に受け手側も余計な時間を要することになります。
で話は戻ってくるのですが、この動画に皆慣れてしまったため、字を読む習慣がない方が増え、ドキュメンを「読み・理解する」力量がかなり低くなってきています。
見えることが全てで生きていると、想像力が育たない。結果として幼稚化につながっていると。

ドラマも同じような感じですね。
映画やドラマのヒーローやヒロインは、時代時代のその世界の「推し」が抜擢されることが多いですが、「推し」だけで選出される多くの方は演技に問題があります。
ようは「ヘタ」なんですね。
それでもヒーローやヒロインに選ばれた方は懸命に演じるので、だんだん上達して観ている方も面白くなるのではないかと思います。その頃の脇役の方々は、結構演技派の方が多かったと思います。今再放送で昔のドラマなどをやっているのを見かけると、やはりそうだったよなぁ、そんな確認してしまうくらい。

でも最近は、ヒーローやヒロインだけでなく、その脇を固める方もヒドい。
昔で言う大根役者が脇にゴロゴロと。もう学芸会かってレベル...。
どちらかと言うと、最近はちょっと力の入ったと思われるドラマなどではヒーローやヒロインに選ばれる方の方が演技が上手いような。
まあ、予算の都合もあるのでしょうが、これでは観たいと思わなくなりますよねぇ。

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