宇江佐真理 著 富子すきすき
読了
赤穂浪士に討たれた、吉良上野介の奥方である「富子」の苦悩を描いた逸品のほか、五編を収めた一冊です。
見る方の方角が変わると、見える景色が全く違う、吉良氏の地元は別として、その多くは赤穂側の視点で「忠臣」や「武勇伝」として描かれていることが多い中、この作品はその視点をさらに別の角度、吉良氏の奥方である「富子」さんの視線と思考から捉えた、非常に面白い作品だと思います。
そこから見える景色や思考は、これまでの「忠臣蔵」で語られてきた「軽薄」な物語ではなく、またく違う面白さを訴えてきます。
面白いと思う内容は人それぞれではありますが、その多くは片側からだけしか捉えられていないことが多いため、受け取る方はさらに偏向的な思考の方が多いと、そこからさらに思考が偏りがちです。
いわゆる「忠臣蔵」は私も好きで様々な役者さんが演じられた映像作品や本を拝見してきましたが、この作品は眼から鱗ですねぇ。
いやはや、短編であるがゆえにいろいろ詰まっていていますねぇ。
移動しながら充電中 今日は、以前から行ってみたかった" おびお "さんの"教科書が教えないホットな科学の講演会" に参加させて頂きました。 前日に同伴してもらうガジェット達の予備バッテリーを準備までしておきながら一個も充電してなかったという事に、朝起きてから気がつくという失態(笑) とりあえずサブで使うコンデジとiPhoneは充電できていたし、デジイチもメインバッテリーは十分だったので、とにかくまずはイヌの散歩をして出発。 ポスターもおびおさんの手作り 最近全く出番のないPocketWi-Fiは車に繋いで充電しながら移動するという…エネループはとりあえずAUGM熊本で頂いたモノが未開封で4本有ったので、それをバッグに突っ込んでいくという、先行きが不安でイッパイに(笑) とまあ、時間はともかく忘れ物が非常に不安でしたが、ナンとか会場に9時過ぎには到着できました。 車を停めて会場に上がる所で、おびおさんとばったり遭遇、実は初めてお会いするのですがお互いに何故か一瞬で分かったというトコロがまあ不思議(笑) 会場は、 DREAM SHIP下関市生涯学習プラザ 1階の音楽練習室というところで、中に入ると" Appleるんるん "でおなじみの鐵尾さんと、" 駄菓子de無駄話 "のじまさんが会場設営に勤しんでいらっしゃいました。 会場の前には、おびおさんお手製のポスターも貼ってあり、設営は全てこの3人の方が手分けして行っていらっしゃいました。 会場設営で集中するおびおさん 最初は、"5人くらいしか来ないんじゃ…"と心配して、椅子も5脚しか出してなかったのですが、会場設営が進むに従って、椅子をとりあえず出しておこうという事に… プロジェクターもスクリーンも、おびおさんの私物だそうです。 一人で音響設備を準備する鐵尾さん 会場設営と平行して、鐵尾さんが自前のテーブルにミキサーやMac、iPad、を次々に並べて配線し、アッと言う間に音響チェックに… 流石プロです。私もただボーっと突っ立っているのもナンなので、お手伝いをしたかったのですが、こういった世界の方達はご自分のルールやスタイルがありますので、おいそれと手を出すわけにもイ...