昨年(2021年)の2月に出版された逸品です。
いつも同じことを書くようですが、ちょっと言い方を変えると、この方の作品は、サラリーマン、特にホワイトカラーと呼ばれる方の心を、うまく成長させるための手引き書としても、非常に良い内容ではないかと思っています。
誤解を恐れすに書くと、手に何らかの職をつけ生きていくブルーカラー、自分で何かを生み出すわけではなく、他で生まれてきたモノやコトを動かすことによって、その利を得るホワイトカラー、昔の表現ではそう言った感じの方の職業を指すのではないかと思います。
私自身、ブルーカラーの出だと認識していますが、地方都市から東京に異動させられ、みなし管理職のような仕事に就いておりますので、水色みたいになっているんではないかと思います。
そんな中で、完全ホワイトカラーな方と、何らかの駆け引きを行わなければならない事態に陥った際、単純な思考能力しか持たない私はよく「カッチーん」とくるのですよねぇ。これは完全に相手の術中にハマっているわけです。
まぁ、あとでこう言ったモノを読みながら、いろいろ思い返しつつ、今後の自分の考えを改める良い機会になってはいるのですが、正直人のココロを読みながら駆け引きする仕事って胸糞悪いと思って生きてます。