浅見和史、推しの現代推理作家の一人です。
2006年「ヴェサリウスの柩」で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビューされた後、ドラマ化され人気を博したのが本シリーズだとのことだが、ドラマは観たことがない。
申し訳ないが、原作が面白いと映像作品は落胆することが多いばかりか憎悪さえ抱くレベルの駄作に出会うことがあるのでよほど何かのきっかけでもないと観ることはないです。
同じく推しの今野敏センセ原作も数多くドラマ化されていますが、配役が皆同じであるばかりか、どれも同じような演技のため観る気が失せます。
いや俳優さんに悪意はありません。どちらかというと好きな方の部類なのですが、こればかりは...
他にも大物俳優と言われる方であっても、どの作品に出ていてもその方にしか見えないというかどれも同じやんって方も...
役になり切るのではなく、役を自分の合わせるのは嫌いなタチなので。
このシリーズは、初めて手に取って読み始めた頃からどれも、ずっと気の抜けない作品ばかりです。
この作品も最後まで気を張ったまま一気に読み進めてしまいました。
だからと言ってヒトには勧めることはないでしょうね。
モノやコトの好みはヒトそれぞれですから。