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Raspberry Piのセットアップ

 

図1
Raspberry Piのデフォルトアカウントであるpiは、以前より残っているとセキュリティ面で危険ンなため新たな独自アカウントを作成したのちに削除すべきとの指摘とその方法が本家本元と多くの利用者によりBlig等に記載されていましたが、今回OS自体がアップデートされたことにより、初期設定時からpiアカウントが作成されず、いきなり任意Userのアカウントを作成するように変更されました。

しかしこれまで使ってきた、そしてその中で各設定変更を行なってきたOSとその環境をそのまま使いたかったので再構築を引き伸ばしにしていましたが、ある機能がまともに動かなくなったのを機に、クリーンインストールをすることにしました。
まぁ、Raspberry Pi Imagerを最新に更新してSDカードをフォーマット、そしてインストールし始めるところまでは依然と手順は同じです。(以前のページリンク)
新しいRaspberry Pi OS(32bitでも64bitでも構いません)をRaspberry Pi本体にセットし、電源を入れて少し待つと、図1の画面が表示されます。
上の2段はJapan、Japaneseを選択し、Timezoneはお住まいの地域に近い場所の「都会」を選択します。といってもtokyoやosakaくらいしか表示されませんが。

図2
次にUsernameを入力することになります。
「図2参照」
ここが依然より変更された点です。
もうすでにpiは存在しません。ここでお好きなUsernameとPasswordを2回入力して次へ進みます。
高齢の方や職場の方言をお好きな方に多いのですが、ここで全角アルファベットや可能なら日本語で入力してしまうことです。Raspberry Piであろうが何であろうが、基本的にコンピュータシステムは半角英数字が基本だと思い、半角英数字でUsernameとPasswordを登録するようにしてください。またないとは思いますが機種依存文字も避けた方が無難です。
図3
次に有線LANを接続していたり2.4GHzの無線アクセスポイント(巷の方が言うところのWi-Fiですね)が見つかればそこへ接続し、アップデートを行います。
ここを飛ばして設定後にゆっくりアップデートを行う手順を記載されている方もいらっしゃいますが、これは好みですのでどちらでも構いません。
まぁ、セキュリティ面で考えるとどちらが良いかは見方によって、また使い方によって、そしてUserの環境によっても違うためどれが正解と言える物ではないと思います。
ただし、設定中はほぼ丸腰だということだけは認識しておくべきです。
図4
設定初期の段階でアップデートを実施すると、図4のような画面が表示され、延々と待つことになります。
これが嫌なら先ほどの画面でskipボタンをを押下して、初期段階の設定が終わった後にコマンド指示でさっさとアップデートを行うことをおすすめします。
何度も言うようですが、時間がある場合や後でコマンドを打つのが面倒な方は、ここでアップデートまで済ませるのも一つの手だと思います。
図5
初期セットアップが完了すると、最後に再起動する画面が表示されますので、Restartボタンを押下してください。
いつも不思議に思うのですが、コマンドではreootを打つのに何故ここではRestartとボタンに表示したのでしょうね。
コンピューターの世界はこういったところがけなりイイ加減というかその時々で適当に作られているので、普通のいわゆる初心者には「こんなところ」で躓くことになるので、エンジニアさんはこの辺にもう少し気を遣って欲しいといつも思います。


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