八丁堀つむじ風の新しいシリーズがあったとは知りませんでした。
と言っても2015年に発行されたものですが、相変わらずサラサラっと軽く読み進めることのできる楽しい一作です。
ファンも多いようですが、単調な内容と思われ出したのか、この後このシリーズは出ていないようです。
この手の時代小説を読む方は、純粋に内容を楽しむ方と、時代小説を通しその世界に没頭し、現代社会に生きる自分を忘れるようなタイプい湧かれるのではないかと思います。
まぁ、私はというと、どちらも当てはまるような。
しかしどの作品もそうですが、産みの苦しみというものが必ずあります。
これはモノやコトを生み出す方全てにしか分からないのではないかと。
単に消費だけして自分では何も作り出すことのない方は、こう言った作品を簡単に批判し、全てをぶち壊していくのでしょうねぇ。