故 内田康夫センセの関連作品はもう出版されないとばかりと思っていましたが、財団の手によってこの世に押し出された本があったとは…
この作品は昨年出版されたものですが、今年(2022年)にもう一冊出ているのも驚きです
私はファンクラブに入ったりする、いわゆる「群れる」事が好きではないため、この作品がどこまで故人に関わりがある作品かは分かりませんが、迷わず買ってしまいました
若い頃にこの方の作品に出会い、出張のお供に買っては読んでいた頃を思い出します
小説自体はジャンルを問わず子供の頃から比較的よく読むのが好きな方でしたが、横溝正史先生以外のさまざまなミステリー作品にハマったきっかけは、この方の作品だったと強く記憶しています
どれも語り口が面白いうえ、空想世界と現実世界をうまく融合し心の中を映し出すストーリー展開は、頭の中の空想世界を駆け巡り楽しかったですねぇ
最近チョっと小説も映像も楽しく触れられなくなっていたココロに、あらたな楽しみが増えたようです