2009年と古い作品なので、安い古本を探していたら時間がかかりようやく読むことができました
まぁ、型破りな人物とその内容は現実的にはあり得ないので、そういった意味合いでは面白いと思って追っています
この方の作品はそういったちょっと実際にはあり得ない系のものが多いので、息抜きをするのにはちょうど良いと思っています
どの作品もそうですが、文学作品と言われるようなものは別として、流行作品を生み出す作家の作品は熱狂するファンがいないとたちまち忘れ去られるところが怖いですね
昨日出会った浅見光彦シリーズ外伝も、内田康夫財団事務局があるからこそ出版されたのであって、そうでなければ新書としてセンセのコーナーはほとんど見なくなってしまいました
同じように優れた作品を出している他の作家の方も、亡くなられるともうそこから新しい作品は世に出ることはないので、新作がバンバン出されると書店としてもご存命の新作に棚を明け渡さずには...
そうなると電子書籍ということになるのでしょうが、よほど注目されることがない限り、電子書籍の戸棚でも人の目に触れることなく埋もれていくことに
本好きとしてはいろいろやるせない...