今のところ、最終目的はWebラジオにブラウザ経由で接続し、手持ちのスピーカーに出力してかけっ放しにすることなので、インターネット接続が必要になります。
そうなると、最低限のアンチウイルス対策は必要になりますので、ここでRaspberry Piへ導入が可能なアンチウイルスソフトを探しました。
有料版ではトレンドマイクロのウイルスバスターがあるようですが、まだそこまで手が出ませんので、唯一と言っても良いClamAVというソフトウェアをインストールすることにしました。
参考にさせていただいたのは、こちらのサイトです。(Link)
次に、clamavのパッケージが用意されているとのことなので、これをaptコマンドを入力してインストールします。
$ sudo apt install clamav
インストールが完了すると、最後にアップデートするように訪ねてくるので、ここでは「y」と打ちます。
コマンドライン入力でも、画面のように多少親切にプログレスバーのような表示をしてくれるものは、初心者の私には非常にありがたいです。
参考にさせていただいたサイトにも記載されていますが、念のためウイルス定義ファイルの更新をしてみます。
$ ps aux | grep [f]reshclam
やはりバックグラウンドで動いてくれるようで、助かります。
この方法では、リアルタイムスキャンを行いませんが、コマンドラインで手動スキャンするには面倒ですよね、だからと言って、いきなりスキャンするコマンドを作ったり、リアルタイムスキャンを設定するのは、何気に面倒なことが分かったため、次回はGUIでオンデマンドスキャンを行えるように、していこうと思います。
あ、忘れていましたが、インストールが完了したら、Raspberry Piを再起動することを忘れないようにしましょう。
最近のWindosやmacは、アプリケーションプログラムをインストールした後に、必要に応じて自動的に再起動してくれるほかは、ほとんど再起動が必要なくなってきています。しかしRaspberry Piはまだその辺りはこなれてきていないようですので、何かをインストールしたり、削除した場合は、必ず再起動してくことを忘れないようにしましょう。