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Raspberry Pi 4 8GBキットの組み立て

 

Web上でRaspberry Piの解説を掲載しているBlogがあって、そういったところをあちこち眺めて回っていました。
そもそもそれまで興味がなかったわけですが、ある勉強会でRaspberry Piに触れる機会はありまして、それがかなり前(何年前か思い出せない)
多分、国内でラズパイと言われるものが入ってきて流行だし、Lチカと言われるものに皆がわきたていた頃だったかと...。

そんな頃を知ってただけに、今はかなり進化していて最近のラズパイには4Kでモニターに出せるだけでなく、HDMIポートが2つも...驚くと同時に、一体自分は何を買えば良いのか、本当に浦島太郎状態で、本当に初歩的なところから調べ始めていました。

そこで目的を定めることに。いやそこが一番肝心なところだろ(笑)。買ったは良いけど箱に入ったままで眠っているなどというBlog記事もりましたので、ここは最初の目的である、「ラズパイに小型モニターを取り付けて、手持ちのスピーカーで手軽にネットでラジオを聴く」ここに目標を絞ることにしました。
しかしいきなり基板だけ買っても何もできませんし、買い物に行きたくても、仕事を終え出かける頃には店舗は閉まる直前。
色々考えて、初心者用のキットを買うことにしました。

初心者用のキットには、以下のようなものが入っている事が多いです。

  • Raspberry Piの本体(基板ですね)
  • 本体を入れるケース
  • 各種ケーブル(セットによって違うようです)
  • ACアダプター(スイッチ付きが望ましい)
  • Raspberry PiのOSが入ったmicro SDカード
  • ネジ類
本体の種類は、それぞれの予算や目的に合わせて購入すれば良いと思いますが、一度買ったら次はいつ買い替えるかさえ分からない私は、Raspberry Pi 4の8GBメモリー搭載の基板を探しました。
これに上記のようなケースなどがセットになっているもので、バカみたいに高い値段で売っているショップではなく、多少は高くても比較的良心的な売り方をしているショップや、そこを紹介していたり、ご自身で購入された体験を記載しているBlogを参考に探しました。

最初からモニターも一緒に買えば良いのかもしれませんが、セットで販売されているとはいえ、中には面倒くさい設定をコマンドで解決する必要がある製品もあります。
初心者状態の私は、ここはグッと我慢して、ケースと本体などのセットを購入しました。
価格は1万5千円台です。レートや店舗の事情、在庫の事情で価格は1.5倍以上するショップもある中、こちらのショップは良心的なようでしたので、見つけてすぐに決めてポチッと
すぐに発送され、翌日くらいには到着しました。
これで一年保障付きです(すごい時代ですねぇ)

箱の蓋を開けると、最初に眼に飛び込んでくるのがRaspberry Pi 4 Model B 8GB RAMの文字。(ちょっと感動しました)
基板だけだと国内では9千円から1万円程度が正常な価格らしく、そこにケースやそのほかの付属品が入っています。
仕事中に届いたので、とりあえず箱を開けただけで、その場は蓋を閉じて仕事に専念します。
なんとか定時で仕事を切り上げ(オフラインにしてPCの電源も落として後は知らん)あらためて箱を開けます。
ラズパイの基板が入った箱を取り出すと、小さな説明書が入っています。内容はショボイんですが、様々な国の言葉で説明が記載されていて、今は物を売る時も、こんな感じで英語だけでなく、様々な国の言葉をサポートする必要があるのだな、とひとしきり感心して説明書を取り出します。(今じゃ各国語対応は当たり前なんですけどね)
説明書の下は、その下を仕切るための厚紙で仕切ってあり、これを開けるとケースと付属品が入っています。
チープなケースではありますが、今の私にはこれでも十分役に立ちます。
それに付属品も揃っていることを確認するために、箱から全ての付属品を取り出します。

写真にも記載していますが、内容物は本体の基板と説明書を除くと、以下のようになっています。
  1. ケース
  2. スイッチ付きACアダプター
  3. micro SDカード(OS入り)
  4. カードリーダーアダプター
  5. プラスドライバー(マグネット式)
  6. ヒートシンク(デュアルファン付き)
  7. 各種ネジ
  8. ヒートシンク用熱伝導シート
  9. micro HDMI to HDMIケーブル 2本

Raspberry Pi基板本体が入った箱を開けてみます。
こちらには、本体の他に、こちらも簡単なイラスト入りのカードサイズの説明と、文字が主体の説明書が入っていました。
やはりこちらも各国の言葉で記載されており、実際に見る必要があるのは、というか判読可能なのは日本語くらいでしょうか。
早速組み立てていきます。
と言っても、そんな大袈裟なものではなく、
1.ヒートシンクにあたる部分に放熱用の熱伝導シートを貼り、2.ケースに基板を入れて、3.ヒートシンクを上から乗せ、4.ヒートシンクから出ている電源ケーブル(ファン用)を基盤のピンに挿し、5.ねじ止めして、6.蓋を閉じる
たったこれだけです。
パソコンの自作のように、大袈裟に絶縁手袋をすることまでせずとも、チョッとだけどこか金属部分に手で触り、放電くらいはしておいた方が無難だと思います。
キットのメーカーさんがYouTubeで組み立て方を紹介していらっしゃるので、リンクを貼っておきます。
組み立てが終わったら、ケースの底にあるmicro SDカードのスロットに付属のmicro SDカードを入れて、micro HDMIケーブルとキーボード、マウス、電源ケーブルを接続して電源を入れると起動します。
購入した際に入っていた付属のmicro SDカードには、「NOOBS」と言われるインストールプログラムが入っていますので、これを利用するとすぐにでもインストールが行えます。
しかし私は、Raspberry Piの財団サイトに公開されている最新のRaspberry Pi ImagerというISOイメージを手持ちの環境(PC)でダウンロードし、それを使って手持ちの16GBのmicro SDカードにRaspberry Pi 32bitを入れ込んで使うことにしました。
何故そんなことをしたか、それは
  • できれば最新のRaspberry Pi OSを手軽に体験したかった
  • 初心者がよくあるOSを壊すかもしれない可能性が捨てきれなかった
この2点から、付属のmicro SDカードは大切に取っておき、まさかの時に備えようと思ったからです。
ちなみに、インストール自体は非常に簡単です。様々な解説サイトがありますので、その内容はそれらをご覧になった方が良いかと思いますが、また次回に回したいと思います。

実はその後...えぇ想定通り壊しました(笑)それもOSだけでなくmicro SDカードが書き込み不可状態になるという壊れ方で破壊してしまいました。
そのあたりも含めて、次回書いていきたいと思います。
(実はだんだん面倒になってきただけとも...)





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