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Raspberry Pi 4にリモートデスクトップのように接続する 1/2

 今回は、Raspberry Pi 4にWindowsでいうところの、リモートデスクトップ接続のようにGUIで接続し、別の端末から操作できるようにしていきます。

これまではSSHで接続して、七面倒臭いコマンドラインでRaspberry Piに接続することしかできませんでしたが、これで視覚的に分かりやすく便利になります。

多分、本当のラズパイ好きな方からすると、邪道な...などと言われそうですが(笑)

Raspberry Pi本体側の設定
まず最初に、リモート接続される側のRaspberry Pi本体に設定を行います。

Raspberry Piの左上にあるラズパイアイコン(本当はClick her to open application menuと表示されていますが面倒なのでラズパイアイコンで通します)をクリックし、表示されるメニューから設定を選択します。

選択すると、その先にサブメニューが表示されます。そのサブメニューにあるRaspberry Piの設定をクリックします。

次に表示された画面の中から、インターフェイスタブをクリックし、VNCの項目から有効をクリックします。

最後に、OKボタンをクリックし、念のためRaspberry Piを再起動します。
Raspberry Piのデスクトップ画面右上を見ると分かると思いますが、VNCのアイコンが表示されるようになっているはずです。

リモート接続する端末側の設定
次に、リモート接続するためのPCやmac、iPhone側の設定を行います。
今回は、VNC Viewerを使うことにしました。

このアプリケーションを選択した理由は、Windows、mac、iPhoneのどれもソフトウェアが公開されている方ということと、私の知る範囲で使い方がよく公開されていて、参考にしやすかったことです。

VNC Viewerは、こちらのサイトで公開されています。(Link)

ここからインストール作業を進めていきます。

Windowsもそうですが、macにインストールする際、警告が表示されることが環境によってはあります。
macの場合はdmgファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
そして画で表示されているように、アプリケーションをmacのApplicationsフォルダに放り込みます。

macで警告画面が表示される場合は、こんなイメージです。
ここで開くをクリックし、次に進みます。

はじめて起動する場合は、案内の画面が表示されますが、画面中央下のSend anonimous usage data to help improve VNC Viwerにチェックが入っていると、統計データが送信されます。送信されるのが嫌な場合は、チェックを外してGOT ITボタンをクリックします。


この画面が表示されたら、上部にあるテキストボックスに、Raspberry PiのIPアドレスを入力します。
例:192.168.XXX.XXX

名前解決しているような場合は、その名前ですね。

Raspberry Piに設定しているUser名とパスワードをUsernameの欄とPasswordの欄に入力し、OKボタンをクリックします。
この時、Pi以外にUserを作成していない方は、ユーザー名はpiと入力し、パスワードはpiに設定しているものになります。
認証が無事に行われると、この画面が表示されます。ここででは、Not nowをクリックします。
無事にRaspberry Piのデスクトップ画面が表示され、マウスで操作できるようになりました。
WindowsやLinux、そしてiPhone、Androidでも基本的には同じです。
ちなみにiPhone/iPadの場合は、App Storeで探すと見つかります。


今回、参考にさせていただいたのは、以下のサイトです。(Link)
indoorcorgielec.com様:VNCでRaspberry Piにリモートデスクトップ接続 (Windows/Mac/Linux対応)
次回の内容も、こちらのサイトを参考にさせていただく予定です。
いや、毎回思いますが、みなさん綺麗にまとめて情報を公開されていますねぇ。
私のBlogなんて書き散らかしているだけです(爆)

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